2012.03.20
海洋堂 メガソフビ ウルトラセブン 完成っ!
2012.03.16
仕上げ。 台座及び電源
2012.03.13
仕上げ。 泥跳ね他
2012.03.09
仕上げ。 劣化の傷みと汚れ

スーツの劣化は何も破れだけじゃなく他にも撮影で激しい
使用によって出来た傷みを補修した後に出来る劣化部分も
ある訳で、下地スーツとプロテクターの間の劣化汚れを
再現してみます。

これはスーツの補修で使った「ゴム糊」の痕だそうで
ならば再現するのに糊が良かろうと木工用ボンドを
水で薄く溶いてウェザリングマスターで着色したものを
使ってみました。

筆で薄めたボンドをスチール写真を見ながらそれっぽく
塗っていきます。
ボンドが乾く前に塗った箇所へ粉状にしたウェザリングマスターや
パステルで調合した粉末をふり掛けて固まるまでしばし放置。

乾燥後に余分な粉末を落としてまた同じ作業を少しづつ
繰り返しながら糊で汚れた瘡蓋状の物をプロテクター周辺に
作っていきます。
最後に状態をみながら軽く筆で馴らしてそれっぽく
見えたらOKっ!!
2012.03.04
仕上げ。 ウェザリング

さて、プロテクターの内職作業も終わったので、
いよいよこれから総仕上げに入っていきます。
まずは、より実写スーツのような質感を出す為にウェザリングを
施していきます。
使うのはエナメル系塗料の他、ウェザリングマスターやパステル
タミヤのウェザリングスティックです。


最初に土埃等が附着したみたいにする為、ウェザリングマスターの
サンドをブラシでコスルにして汚していきます。


スーツの破れ部分とか背鰭の部分に爪楊枝等でパステルやサンド系の
粉をエナメル系溶液で少し溶いたヤツを溝に擦り付けてます。

こう言った部分は手垢等がついてそうなので黒っぽく
汚してみました。


実写スーツをよく見てみたらシルバーのラインが擦れて
下地の赤が浮き出ていたのでその辺の再現を。
ラッカー系塗料で塗装してますのでその溶剤を使ったら
下のベース色まで取れてしまうのでエナメル系溶剤を
綿棒に染込ませ擦ってみました。

プロテクター部分の汚しで土埃を定着させるのには、同じく
エナメル系溶剤を染込ませた綿棒で薄くなぞるようにしてから
粉状のウェザリングマスターをブラシで振り掛けるように
して、乾いてから余分な粉を振るい落としてます。